回る前にしておく事:初心者向け ゴルフコース ガイド

ゴルフコースを回る前にしておく事 その1

ある程度練習と調整が終わり、後はゴルフコースでプレーする時を待つだけとなった時、いくつか確認しておく事があります。
ゴルフコースを回るに当たって、必要な道具がいくつかあるので、それを持っているかというチェックです。
まず、スコア表です。
ゴルフというのは、一つのホールで何打打った、というのがスコアとなるスポーツです。
厳密にいうと、そのホールのパーと比較してどうだったか、というのが重要なのです。

ゴルフコースにはその難易度と距離にあわせたパーという数字が決められています。
例えば、180ヤードくらいの距離のところにグリーンがあるショートホールの場合は、パー3となります。
つまり、3打でホールに入れることを目標としましょうという事です。
300ヤードくらいのコースだとパー4、400ヤード以上となるとパー5となります。
パー2以下や6以上のホールはありません。
パーより一打少ない打数でホールインできればバーティー、2打少ないとイーグル、3打少ないとアルバトロスとなります。
逆に1打多いとボギー、2打多いとダブルボギー、3打だとトリプルボギーとなります。
初心者の方はあまりスコアを気にする必要はないでしょう。

このほか、飲み物もあらかじめ購入してバッグの中に入れておくと良いでしょう。
そして重要なのがグリーンフォークです。
グリーンフォークというのは、グリーンにショットしたボールが乗った際にできる凹みを直す道具です。
グリーンは柔らかいので、ボールが落ちた時のショックで凹んでしまいます。
しかしそれを放置しておくと、他の人のパッティングに重大な影響を及ぼしますよね。
凹んだ箇所を直すのは、ゴルフ初心者であっても必ず必要なマナーです。

ゴルフコースを回る前にしておく事 その2

道具を用意し終わり、メンバーがクラブハウス前に全員集合したら、カートに乗ってゴルフコースの一番ホールに向かいます。
カートの運転は通常キャディーさんが行いますが、もしセルフプレーを選択している場合は、自分達で運転する必要があります。

カートは公共の乗り物と違い、ゴルフコース場を運転する為、そこまで危険があるわけではありませんが、慣れていない初心者が運転して万が一の事があってはいけません。
必ず経験者の方に運転してもらいましょう。
当然、そのときは「お願いします」「ありがとうございました」のお礼の言葉は忘れないようにしてください。

カートの運転自体はとても簡単です。
中には自動操縦のリモコンカートというものもあり、この場合はスタートとストップのみの制御でよく、ハンドル操作は必要ありません。
もし興味があれば、集合前に少しの間だけでも見学しておくと良いでしょう。
操作方法などは係員、キャディーさんに聞いておけば教えてくれます。
将来のことを考えておくならば、積極的に運転方法を習い、実際に少し乗せてもらいましょう。

カートに乗り込んだら、あとはゴルフコースの一番ホールのティーのあるところまで行くだけです。
景色を楽しみつつ、プレイのイメージを描いたり、同行プレイヤーの方々との会話を楽しんだりして、時間を有意義に使ってください。
ゴルフは実際にプレーしていない時間も重要です。
例えば移動時に身体を冷やしたりすると、プレーの時に支障が出ます。
カート移動時でも、できるだけ厚着をしておいてください。
冬場はマフラーや耳あても有効です。